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家庭に電気やガスが普及する前は、地元の住民が松葉・松かさを家庭のエネルギー源として使うために、スクズ掻きは各家庭が積極的に行っていましたが、現在では、松林の健全な成育・保全のためには、誰かが意識を持ってスクズ搔きを継続して行って行かなくてはなりません。
慶野松原では「慶野松原を美しくする会」が中心となってスクズ掻きが継続されていますが、根上がり隊も、様々な機会をとらえてスクズ掻きを実施しています。体験ツアーにも必ずスクズ掻き体験を盛り込んでいます。
掻き集めた松葉をどう処分するか、それは全国の松林保全活動グループにとって共通の悩ましい課題です。膨大な量の松葉を、環境に負荷をかける事なく処分する事はなかなか難しいのです。慶野松原根上がり隊でも、この問題に解決を見出そうと工夫を重ねています。
その一つが、集めた松葉と松ぼっくりを袋に詰め、キャンプファイヤーやBBQのの時に着火剤(商品名は「火起こし隊」)として利用して貰おうという試みです。
松葉着火剤の販促にご協力頂ければ幸いです。